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003号
| 沖縄の伝統的な料理「琉球料理」は、もともと中国との交易が盛んだった頃に接待料理として発達し、琉球の料理人も中国へ留学するなどして料理を作り上げた結果、中国の影響をもの凄く受けているレシピが殆どです。それが薩摩経由で九州などにも形を変えつつ伝わっているようですが、沖縄では面白いこ
とに昔ながらのレシピが現在どこでもごく普通に食べられるという点でしょうか。 もちろん、首里王朝時代の宮廷料理は、一部の観光客向けの施設でないとお目にかかれませんが、庶民的な料理は廃れることなく、沖縄中の大衆食堂で食べることが出来ます。何でも新しいものばかりがもてはやされる東京から来た私にとって、それはとても不思議なことでした。でも実際作っている人たちも、食べている人たちもそんなのはごく普通の事で、伝統食を守り通していると言った気負いなどは殆ど感じられないのです。いわゆるお袋の味、という感じでしょうか。豚肉を使った、代表的なお袋メニューをいくつかご紹介しましょう。
これからじっくり、ひとつずつお話ししていきましょうね(^^)。 1.足てぃびち{イントネーションは若干尻上がりに発音} 一体どんなメニューだと思いますか?(^^)想像してみて下さい。多分想像がつかないかも知れませんね。私も最初は???の連続でしたが、ようやくこの頃「どこそこのてぃびち汁は、まーさんどー(美味しいよ)」なーんて言えるようになってきました。私のお気に入りの食堂では、毎週水曜日のランチメニューがてぃびち汁。化学調味料を使わず、カツオと豚の出汁でとったスープに塩と泡盛で煮込んだ豚足は、皮がぷるんぷるんで、夢のように美味しいのです。もちろん私は昼時と言えば、自分の店のランチを作る仕事があるので (^.^;)、夫にテイキアウト(テイクアウトのことを沖縄ではこう発音します)してきてもらって、仕事の後、コッソリ食べています(^Q^)。 てぃびち汁はゼラチン質豊富で、まさに食べるコラーゲン。沖縄のお年寄りが足腰しっかりしているのはこれのお陰とも言われるくらいのお年寄りには絶大な人気を誇るメニュー。もちろん、常食すればお肌つるつる(^^)。どんなに高い美容液より体の中からの天然コラーゲンの方がずっと効くように思えませんか?(実際お年寄りもお肌キレイですよ!沖縄は!)その上とびっきり美味しいといている('ー')。下ごしらえの時点でしっかりゆでこぼし、脂はすっきり抜けています。一緒に煮込むのは昆布と大根。ちょうどポトフのよう。食べる度にしみじみ体に栄養が行き渡る感じがするのは、あながち思いこみだけではなさそう。忙しくて食べ損ねたとき、冷蔵庫の中でスープごと固いゼリーと化していたのには、さすがに驚きました。スープにもしっかりコラーゲンは溶けだしているんですね。同じてぃびちでも、醤油と黒砂糖で少し濃い味付けに煮込んだ「煮付け」スタイルのものもありますが、それもとっても美味しいです。 ...お腹空いちゃったかな?(^^)。では次回に!
◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
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