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てだこちゃんイラスト てだこの沖縄島通信

005号

3.中味の吸い物


 中味って何だと思いますか?...そう、なかみ、なんですよ、豚さんの!(^^)わかりやすいと言うか何というか(^.^;)ストレートな表現ですよね。豚肉の胃や腸などが入ったお吸い物です。想像してみて下さい。いわゆる「ホルモン」と呼ばれる部位でもありますよね、それがお吸い物とは!なかなか強烈!と思うでしょう。ところが、これが期待を見事に裏切るほど、上品で格調高い琉球料理に仕上がっているのです。

 中味は、市場やスーパーなどでは既に下処理を済ませてから売られています。下茹でや塩もみなど繰り返し、徹底的に臭みを取り除きます。ある市場では洗濯機で回して洗っていました(^.^;)なかなか強烈。買ってきてからもまた下茹でなどして臭みを取ります。この段階で手を抜くととても食べられない代物になってしまうこともあります。沖縄へお出でになって、最初に食べる中味の吸い物が美味しければきっと大好物になると思いますが、少しでも臭みが残ってるともうダメ。私は後者で、琉球料理のなかでも中味だけは苦手、と思いこんでいたのですが、ある食堂で素晴らしく上品な中味の吸い物に出逢い、今までのイメージが変わり、2杯もお代わりをしてしまった程です。

 そうそう、ある大阪出身の沖縄二世の方にお話を聞いたのですが、大阪で中味を焼いてホルモン焼きにしたのは、沖縄出身者の店からだという事です。もともと中味を食べる習慣の無かった本土の人に、捨ててしまう部分でも、きちんと下処理をすればこんなに美味しく食べることができるんだよ!と教えたのだそうです。
 


 
◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
  http://www.tedakotei.com/

 


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