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てだこちゃんイラスト てだこの沖縄島通信

027号

沖縄のフシギ料理その1 ちゃんぽん

おそらく沖縄県以外の都道府県の方が「ちゃんぽん」と言う名の料理を聞いたらほぼ全員が「長崎ちゃんぽん」という麺料理を思い浮かべることでしょう。
白く濁った塩味のスープに具がたくさん、太めのラーメンのような独特の麺がからんでおいしい料理ですよね。

以前長崎に旅行した折り、食事はすべてちゃんぽんと皿うどんを食べる、という食べ比べツアーをしたことがありました。お店によって入っている具が微妙に違っていたり、スープも味わいが様々だったりと、なかなか楽しい(けどお腹ぱんぱんの)食い倒れ旅でした。

沖縄にも「長崎ちゃんぽん」の全国チェーン店がありますから、こちらに住んでからもしばらくは私も気がつかなかったフシギメニューが「沖縄のちゃんぽん」なのです。


沖縄で「ちゃんぽん」といったらなんと「ご飯料理」なんですよ!

これには私もびっくり! なぜ?と思わず叫んでしまいました(笑)。でもこれまた恐るべき事に誰も「なぜ」かをきちんと答えられない!!これもまた沖縄らしいんですが・・・(^^;)逆に「え?ちゃんぽんって、麺料理なの?知らなかった。」と言われるくらい。なんで〜〜???

沖縄ちゃんぽん(ココではあえて沖縄、をつけて表記しましょうね)は、いわゆる沖縄の食堂(大衆食堂兼ファミレスみたいな位置づけ)ではゴーヤーチャンプルーと並んで必ずある有名メニューです。

内容は、キャベツやにんじんなどをポーク(ランチョンミート)や三枚肉などと炒めた野菜炒めを卵でとじます。それをお皿に盛った (もちろん大盛り)白いご飯の上にど〜〜んとかけた料理です。

そしてこれは必ずお箸ではなくスプーンで食べます。(なぜかお約束らしい)なんかこれって、私が家で作ってる冷蔵庫のあり合わせ料理に似ている(^^;)と思いましたが、沖縄の人は家で食べる料理と同じものを外食にも求めがちなので、これがかなり人気メニューであることは間違いありません。
何しろ家でもチャンプルー、居酒屋でもつまみはチャンプルー、という位の土地柄ですからね(^^;)。

しかしこの沖縄ちゃんぽんは、苦いゴーヤーが山盛りの、ゴーヤーチャンプルーよりは初心者向き?なメニューであるかもしれません。

しかし、気を抜いてはいけないのは、かなり大盛りであるという点でしょうか(^^;)。大皿一杯のご飯と卵とじの野菜炒めですから・・・巨盛り系の食堂(※注)では気合いを入れて朝食抜きで行くか、二人で一つをシェアするかしかないかもしれません。だって例えば 旅行中に、残ったのは持ってかえってね!とおばちゃんに言われて持って帰ったとしてもなかなかそれを食べきるというのも、大変だと思うので(^^;)。
 (もちろんそれを大切に次の食事として食べて節約する旅行の人はその限りではありません(^^))

そしてくれぐれもそのほかに「みそ汁」と「ライス」なんて頼まないようにね(^^;)。(その理由は・・・どうぞバックナンバー・みそ汁のコラムをご参照ください))

巨盛り系の食堂=ただでさえ安くて大盛りな沖縄の大衆食堂。その中でもおばちゃんたちが「少ないお金でひもじい若い人たちをお腹いっぱいにさせたい!!!」という強い愛を持って経営されている食堂または港町などの超肉体労働者向け食堂では、「こ、これって、マジ一人前?」と一瞬食欲がストップして凍り付くくらいの巨盛りになっていることが普通です。

しかもそれらをわしわしと平らげている沖縄の人って、ちょっと長寿が危ういと余計な心配をしてしまいますが(^^;)、まあ、育ち盛りの?若い人にはお勧めでしょう。ただし、概して味は濃いめ、化学調味料も大盛り入り、という場合が多いので「おいしいものを少しずついろいろ派」の方には私はすすめはいたしません。

 



 


 
◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
  http://tedakotei.com/

 


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