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てだこちゃんイラスト てだこの沖縄島通信

029号

おでん  


おでん・・・それが何でフシギ料理? と思われるでしょうね。
普通のおでん、、と言っても関東と関西では入るものが違いますよね?関西では牛スジ肉がはいるそうですが、私のふるさと関東のおでんにはお肉類が一切入りません。

大根、昆布、こんにゃく、ゴボウ巻、がんもどき、ちくわ、ちくわぶ、すじ(これは牛スジではなくて練り物)、さつま揚げ類、ゆで卵、、、そんな感じでしょうか?子供の頃、スイミング教室に通っていたのですが、そのプールの前に出ていたおでんの屋台のにはウインナーソーセージが入っていて、それが妙に好きでした(^^;)(そのおでんが楽しみでプールも真面目に?通っていた位です)。

おそらく家で作るおでんには肉類が一切入っていなかった反動かもしれません。あとは子供もよく来る屋台だったからかもしれませんが、関東のおでんを売り物にしたお店などでウインナーが入っているという話は余り聞いたことがありませんでした。

ところが、沖縄のおでんには、どこで食べても必ずウインナーが入っているんです!そしてウインナーだけでなくてテビチ(豚の足を煮たもの)も必ず入っているのです。これにはさすがの私も驚愕でしたが、それはそれでかなり美味しいものです(^^;)。

また、これもおもしろいと思ったのは、必ず青菜をおでんのつゆにさっとくぐらせたものを最後にトッピングするのも特徴です。栄養バランスもグッド!と言うわけです。だから、私からすればこれはおでんというより、煮物という姿・・・でもこれが正統派沖縄式おでん、なのです。沖縄は一年の半分が夏というどっちかっていうと、というかいわなくても絶対におでん向きでない気候です。

やっぱりおでんがほしくなるのは、木枯らし吹きすさぶ寒い夜。がらりと引き戸 を開けると湯気の向こうで「いらっしゃい」とオヤジさんの声がして、冷え切った体を熱燗で温めつつ、はふはふほうばる、、、っていうシュシュエーションですよね? だいたい木枯らしなんて絶対吹かない沖縄。確かに冬は少しだけ寒く 感じる事もあるけれど海からの風は、関東の空っ風とは比べものにならない程度の可愛いものです。全然おでんと熱燗がほしくない!!!(ついでに鍋物もほしくない!)(^^;)

だから沖縄のおでんやさんにいくときは、真夏。汗だくで仕事を終え、仲間とくぐるのれんの向こうでは元気なおばちゃんが「いらっしゃい!」と迎えてくれ、サーバーからよく冷えたオリオン生ビールを注いでくれる。汗がひいたころつつくお肉と青菜たっぷりのおでんは、暑い夏を乗り切る必須アイテム?なのかもしれません。この夏沖縄旅行なさるあなた、ぜひ熱い沖縄で冷たいオリオン&栄養たっぷりのおでん、という組み合わせを楽しんでみては?






◇料理工房・てだこ(^o^) 亭   http://www.tedakotei.com/

 

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