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てだこの沖縄島通信
049号

沖縄の漬け物3

前回、沖縄の代表的な塩漬け漬け物(砂糖漬け漬け物と区別してあえて書きます(^o^;))「島らっきょう」についてお話しましたが、この島らっきょう、そのまま食べる以外にも美味しい食べ方が2つあるんです。

1つは天ぷら。これは塩漬けしていないもので作っても、漬けてあるもので作っても美味しいです。(漬けてないもので揚げた場合は食べるときに塩をつけて食べます。絶対に天つゆではないです。)。フシギ料理の最初の頃にご紹介した「沖縄天ぷら」を思い出す方もいらっしゃると思いますが、なんと、これまたフシギなことに、島らっきょうの天ぷらに限っては日本風の天ぷらなんですよ〜〜!!!なんで〜〜?!(^o^;)(でも断じて天つゆではなく塩なんです〜(>o<))

おそらく、この島らっきょうの天ぷらというメニューが誕生したのが、割と最近だからだと思っています。現に、町のいわゆる「天ぷらやさん」には、島らっきょうは絶対に売ってません。ゴーヤーとか、紅芋、かき揚げ、とかは見かけるようになりましたが、断じて無いのが島らっきょうの天ぷら。きっと、これは居酒屋限定メニュー?なんでしょうかねえ?!しかしこの島らっきょうの天ぷらがもう絶品なんですよ。一度食べたら忘れられない味。沖縄で居酒屋さんに入ることあったら是非、塩漬けとともに、天ぷらも、ぜひ食べてみてくださいね(^o^)。

そしてもう1つの食べ方は「チャンプルー」。チャンプルーは島豆腐と炒めたものですが、野菜の部分が島らっきょうの塩漬けと、ニラやもやしなどで構成されている炒め物料理です。島らっきょうの、ちょっと発酵した漬け物独特の酸味と塩味が何ともいえない家庭料理です。これも食堂や居酒屋で見かけるメニューです。

また、沖縄は九州の「高菜炒め」の高菜漬けに似た「チキナー」という漬け物も あります。チキナーは「漬け菜」という意味。なんて単純な・・・・(脱力)カラシ菜の葉を漬けたものです。こちらではチキナーを漬けるのは、漬け物として食べる訳ではなく、チャンプルーの具にするために漬けます。なんか「漬け物」の本来の意味からだいぶそれてくる感じ・・・。やっぱりフシギです。沖縄の人はこのチキナーチャンプルーが大好物。そしてチキナーには絶対に「ツナ」。ツナ缶のツナです(^o^;)。なんかせっかくの漬け物にツナかよ〜と思っちゃいますが沖縄の人たちはツナが無いと生きていけないと思うくらい大好きです(^o^;)。
私なんかは、チキナーをそのまま刻んで暖かい白いご飯に混ぜて食べたら(菜飯ですね)美味しいのに!と思いますが、やってる人を見たことはありません(^^;)。

また、本島北部西海岸にある伊江島(いえじま)では「マーナ」という菜の花のような野菜があり、それもチキナー同様、軽く塩漬けにしたものを炒め物(チャンプルー)などに使って食べています。

漬け物、と言っても本当にたくさんの種類がありますね。沖縄だけでもこんなにあるから、きっと皆さんの住む地方地方で、独特のフシギ漬け物(そしてフシギな食べ方の漬け物)があるんだろうな〜と思います(^o^)。

 




◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
http://www.tedakotei.com/

 

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