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てだこの沖縄島通信
058号

パパイヤ料理デザート編

さて、沖縄では主に「パパイヤは野菜」という認識ですけれども、野菜として育てたものが育ちすぎて?熟してしまった黄色く甘いもの、というのもデザートとして食べられていました。でも、マンゴーのように高級果物という地位には就けなかった?らしく、庶民的なものでした。

しかし、近年、その立場に甘んじることなく、高級フルーツとしてもデビューし始めています。昨年出会った沖縄本島南部産の大きなフルーツパパイヤ(あえて沖縄ではフルーツパパイヤ、野菜パパイヤと区別して呼んでいます)は、バリ島で食べた最高に美味しいパパイヤに匹敵する素晴らしい味と香りでした。農家も、マンゴーに続く高級国産南国トロピカルフルーツの新顔として売り出そうという姿勢が伺え、頼もしく思いました。

パパイヤの木なんて、普通の家の裏庭には何本か植わっていて、家で食べるものは買ったりせず、庭から取ってくるのが当たり前だったのは、今から20年くらい前までの風景。身近にありすぎるから宝と思わないのであって、沖縄より寒い地方の人たちにとってはパパイヤだって、あこがれのフルーツになり得るんですよね。それは逆にも言えることで、沖縄にはリンゴやナシ、栗が出来ないので、こっちの人は大好きです。

香港で私が一番好きだった飲み物は、街の果物屋さんの店頭でオバサンが手作りしてくれるパパイヤミルクでした。完熟パパイヤの実と牛乳をミキサーに入れて、がーーっと混ぜたシェイクみたいなもので、パパイヤの酵素でちょっぴりとろっと仕上がったパパイヤミルクは絶妙な味わいで、香港に行くたび必ず飲んでいました。でもなかなか沖縄では見かけず(野菜としてメイン使用のため無かったんですね)南部の農産物販売所で一カ所だけ飲ませてくれる所がありますが、パパイヤの量が少なめでちょっとがっかり。まあ、自分でパパイヤを買ってきて家で作れば良いんですけどね!このレシピはマンゴーでも美味しいのですが何しろマンゴーは超お高いフルーツなのでなかなか出来ないですね?(^^;ゞ

まだまだ果物としてのパパイヤは滅多にお目にかかれませんが、そのうち県外にも販路が広がると思います、ぜひ見かけたら、食べてみてくださいね!そして沖縄にいらっしゃったら、野菜としてのパパイヤにもぜひチャレンジしてみてください(^・^)。

終わり


◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
http://www.tedakotei.com/


 

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