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てだこの沖縄島通信
065号

隠し味はマーガリン!

皆さんは普段トーストを召しあがるときやお菓子づくり、お料理の際に「バター」と「マーガリン」って、ある程度違いをわかった上で使い分けていらっしゃいますよね(^・^)。

バターは牛乳が原料の生クリームから作られる動物性脂肪。マーガリンはバターみたいなミルクの匂いと色をつけてある植物性脂肪です。私が子供の頃、「トーストにはバターとジャム」というのがお約束でしたが、ある時から「動物性脂肪のバターより、ヘルシーな植物性脂肪のマーガリンにしましょう!」という運動が母親から始まり(笑)いつの間にかトーストにはバターでなくマーガリン!が我が家の常識となりました。たぶん今でもそういうお家が多いと思います。だって大型スーパーに行けば、バターよりマーガリンの方が数倍いろんな種類が売られていますものね。(ちなみに大人になった(笑)私の家では、健康と味の両方の観点から、トーストと言えばエキストラヴァージンオリーブオイルをかけて食べます(^・^))

さて、沖縄でバターと言えば、「マーガリン」なんですよ!なんと殆どの人がアメリカから輸入されている「ホリデーマーガリン(商品名)」を「バター」と呼んでいるという不思議な現象があります(^.^;)。ホリデーマーガリンは沖縄独特の商品で、おそらくあまり他の地域では売られてないのでは?味はかなり濃いめで、日本で普通に売られているマーガリンに比べるとかなりバターを意識した味です。(色もしっかりした黄色にしてあります!)

毎朝のトーストはもちろん、炒め物、夏にビーチで食べるBBQの最初に鉄板に引く油にも必ずホリデーマーガリンを使います。近頃はマーガリンがヘルシーでもない、という事実が知られ始めて、だいぶこういう家庭も減っては来ていますが依然として多数であることは確かです(^.^;)もちろん本物のバターもたくさん売られていますがおそらく家庭の冷蔵庫には必ずホリデーマーガリンが常備されているのも確かでしょう。

そしてこのマーガリンの不思議な使われ方があります。それは「バターご飯」という(…だからバターじゃないんですけど?)もので、ある老舗の沖縄式大衆食堂ではテーブルにこの「沖縄バター」がどんと置いてあり、自由に使って良いことになっています。そして何に使うかというと、白いご飯に載せて食べるんだそうです!!!ちょっとビックリ\(@o@)/。

それから、雑炊の仕上げの、隠し味にも使います。ええ?!っていう感じですよね(^.^;)沖縄の雑炊は前にもご紹介したと思いますがジューシーと呼ばれていて、炊き込みご飯風と雑炊風の2種類あります。マーガリンを入れるのはこの雑炊風のボロボロジューシーで、ヨモギを入れた「フーチバージューシー」の最後の仕上げにマーガリンをどぼんと・・・。これが案外美味しかったりします(^.^;)。

北海道のラーメンにバターが載っているのとちょっと似ている??(あれは本物のバターだと思いますが・・・)イタリア料理のリゾットにもオリーブオイルを仕上げに振りかけますから、あながち不思議とも言えない?!・・いや、やっぱりちょっと不思議(笑)。しかし、まあいずれにせよ、マーガリンは控えめに使って頂きたいな?と思ってます(^.^;)。


◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
http://www.tedakotei.com/


 

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