前のページへ戻る

てだこの沖縄島通信
067号

ご飯が先なのだ 2

さて、この沖縄では普通のシステム「ご飯が先」を詳しく説明しましょう。最初に書いたとおり、終電がないため長丁場となる沖縄の宴会。長いって事は当然アルコール摂取量も多くなるということですよね。空きっ腹に大量のアルコールなんて飲んだら、体が持ちません。いくらお酒に強いと言ってもそれは無謀という物。そこで登場する「ご飯が先」なんですが、文字通りご飯を先に食べるんです。

私が10年前に『料理工房・てだこ(^o^)亭』を開業したとき、一番最初に、借りている建物の大家さんが貸し切りで模合の予約を入れてくれました。模合というのは、民間金融システムのことなんですが、グループを組んで毎月一定金額を集めて、月ごとに各自がまとまった金額を受け取るという仕組みで、宴会を兼ねて行います。ですから、沖縄の人は毎月必ず決まったメンバーで宴会をする人が殆どです。もちろん私もやっています。(もっと複雑菜仕組みですけれども、ここでは簡単な説明にとどめます)もちろん模合以外の宴会もたくさんです、宴会大好きですからね!(^・^)▽

その大家さんの模合ですが、非常に予算が厳しかったため(笑)いわゆる居酒屋料理を出すことにしました。その時に「沖縄の人はご飯を先に食べるというのは本当なのか?」と自分で試してみたくなりました。東京の宴席で、たとえば一番最初にお茶漬けやおにぎりを出したとしたら怒鳴られるのがオチです。でも沖縄では???

・・・意を決して私は一番最初にジューシーおにぎり(バックナンバー10号参照)を大皿に盛って出してみました。賭けに出たんです(笑)果たして・・・模合のメンバーのおじさんたちは「わあ、ジューシーだ!\(^Q^)/」と次々手がでてあっという間におにぎりは消えてしまいました。それには私の方が唖然(笑)。

本当にご飯が先だったんですね(笑)。実際のところ、長丁場の宴会を乗り切る?には、先にしっかりご飯を食べておかないと続かないということで自然にそうなったのかも知れません。泡盛というお酒が蒸留酒で度数も高いため、ウイスキーやブランデーと同じように、食後にゆっくり楽しむお酒なのでしょう。そして沖縄のおじさんたちはお喋りが大好きです。毎月同じメンバーなのになんでこんなに話が弾むのかしら?と思うほど。これは女性でも変わらないかな(笑)。


◇料理工房・てだこ(^o^) 亭
http://www.tedakotei.com/


 

前のページへ 次のページへ

このコーナーは無断転載厳禁です。ご注意下さい

沖縄島通信TOPへ
播州ハムに戻る