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てだこの沖縄島通信
070号

沖縄焼きとりいろいろ

 焼きとりがフシギ料理なのか?とお思いでしょう!(ニヤリ)ここ5年ほどで、沖縄でもや?っと、日本風の美味しい焼きとりが、焼きとり専門店で食べられるようになったんです。じゃ、それまでは?と言えば、串刺しされて冷凍輸入されたものをじっくり焼いた、焼きとり風の料理(^^;ゞと言えば良いんでしょうか・・・・

 本来、沖縄で鶏肉と言えば、おつゆでした。おつゆとは、スープ、煎じ汁、というニュアンスかな?吸い物でもポトフでもない、沖縄独特のスープのことをいいます。同じようにアヒルも、おつゆでしか食べません。(中国のように焼いたりはしません)おつゆにするというのは、煎じて、そのエキスを飲む、という感じで、つまり医食同源の考えです。鶏肉は夏はシブイ(冬瓜)、冬は大根や島にんじんといっしょに『炊きます』。(沖縄では液体がある物に火を通すことを、煮るとは言わないで炊く、と言います)そしてそのスープを主に飲みます。まあ、この頃はフライドチキンなどおつゆ以外の料理も普通にされていますが、基本は、おつゆです。風邪の引きかけや、体力が落ちてきたときに特に作って飲むことが多いです。

 ですから、鶏肉を焼いて食べる、という習慣がないところであったというのも原因ではないかと思うのですが、焼くときはとにかくしっかり火を通してしか出しませんでした。つまりしっかり水分も飛んで、びしっと固くなっているわけです、焼き鳥が(笑)。そして味付けはなんと、焼き肉のタレ!なんですよ。これはちょっとどう考えても別の料理なんじゃないかと思います(^^;

 沖縄のお祭りで出る屋台。焼きとりはどの屋台でも見かけます。でも・・・・焼いているのは焼きそばとかお好み焼きと同じような鉄板の上。しかも1本ずつではなくどばーっと冷凍の袋から全部鉄板に出して、ヘラで挟みながら混ぜて焼きます。そして極めつけが焼き肉のタレをじゃーっと(笑)。それでタレをぐつぐつ煮立たせて、汁気が飛んだら出来上がり!・・・これが沖縄の屋台の焼きとりです(^^;で、食べやすいように紙コップに逆さまにさして売ってます・・・。まあ、それなりにビールのつまみにはバッチリで(笑)それはそれでアリかなと・・・(^^; 

 さらにもう一つ、沖縄には他府県ではあまり見かけない名物の焼きとりがあります。前にもお話ししましたが、ガーリックチキンとよばれる南米スタイルの焼きとりです。これは小さめの丸鶏をニンニクやハーブ、酢などに数日漬け込み、くるくるまわる様子がライトアップされて外から見える、大きなガラス窓のついた電気オーブンで焼いた物です。先の鉄板焼きとりに比べたら身もジューシーでめちゃくちゃ美味しいのです。この差はなんでしょう!?(^^;

 最後に、焼きとりではないのですが、沖縄はケンタッキーのフライドチキンが日本一売れている地域なんですよ実は!特にお供えをするお盆に。伝統的な重箱料理は孫達が喜ばないから、とお年寄りが率先して買うそうです(^^;ゞこれもちょっとある意味フシギかも・・・・。

 そして現在美味しい「日本風の」焼きとりを出すお店もどんどん増え、焼きとり大好きな私はあちこち食べ歩いていますが、特徴として塩で焼くのが基本みたいです。東京ではタレで焼くのが基本!だったので、これはちょっと面白いなと思います。理由はわかりません。でも沖縄の海の塩で味付けた焼きとりは、も?う最高ですよ!(^・^)

 


◇料理工房・てだこ(^o^) 亭   http://www.tedakotei.com/


 

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